明日冤罪になる可能性はある。だから「それでもボクはやってない」を見よう。
どうも!映画を見るときアマゾンプライムをよく見るrealgood さんです!
今回は、有名な映画だけど、見るのに少し抵抗があった「それでもボクはやってない」を先日みて、あ、もっと早く見とけば良かったなと後悔したので、まとめてみました。
まだ見ていない人や一度見た人は改めて見ないといけない理由もまとめました。
見ないといけません。
@目次
過去にも映画の記事をまとめています。
「それでもボクはやってない」とは?
「Shall we ダンス?」の周防正行監督、11年ぶりの新作は、痴漢冤罪事件をテーマにした社会派法廷ドラマ。
通勤ラッシュ時に電車に乗っていたフリーターの徹平は、電車を乗り換える際に女子中学生から痴漢行為を問いただされ、そのまま駅事務所、そして警察へと連行される。警察、検察の執拗な取り調べにも、徹平は「ボクはやってない」と答え続けるが……。
「それでもボクはやってない」を見てほしい。
この映画のテーマは冤罪。
この映画を見ると、
主人公の身になって考えたこと。
痴漢する動機がなかった主人公に対して、偏見の目で対処するさまざまな人たちに対する言動や行動。
知人、家族への連絡。
痴漢に間違われたその時にすれば良かった対処。
目撃者の確保。
弁護士。
裁判内容。
あやふやな発言で自分が不利になるかもしれないということ。
etc…。
というような様々なことを考えられます。
この映画を見るべき一番の理由
それは
この映画の主人公と自分が同じ状況になった時に知っておくべき知識を得られること
です。
私は裁判のことも、弁護士のことも、法律のことも、冤罪のこともプロじゃないからみなさんと一緒で詳しくわからない。
でも、100%知識を得られなくても、少しでも知っているか、知らないかで、その時の対処を迅速にとれる可能性があります。
「それでもボクはやってないを見るべき理由」の具体例①
この映画を見て、知識を少しでも得られると先程書きました。
ではなぜ、知識を得る必要があるのか。
それは、
この映画の主人公と同じ状況になる可能性が誰にでもあるから。
この映画の冒頭で、主人公は満員電車から降りると、突然女子高生に手を掴まれ、「痴漢したでしょ」と言われるところから始まります。
この状況、決して人ごとじゃないなと冒頭から、少し恐怖を覚えました。
私があの時乗った満員電車で、この映画と同じようなこと言われたらと思ったら、主人公みたいになっていたのかなと思います。
誰にでもなってしまう可能性があることをこの映画で教えてくれます。
いざとなると、冷静に対処できないのは当たり前だと思いますが、この映画を見て、無実を主張するとはどう言った行動をとればいいのか、などをもう一度考えてみるべきだと思いました。
しかし、それでもボクはやってないを見るだけでは具体的な知識は得られない。
この映画では、冤罪をテーマに、日本の法律や国家権力に対する問題点などが描かれています。
なので、具体的な解決法などを得ることは難しいでしょう。
でも、こういった冤罪が実際に近い距離であるということの知識などは得られることは確かです。
それでもボクはやってないを見るべき理由の具体例②
また、男性はもちろん、女性にも見てほしいと思います。
何故なら、女性にとっては本当に下劣で最低な行為である痴漢という犯罪にもしあってしまった時の対処が分かるきっかけをこの映画は作ってくれています。
実際にあったら当事者にしかわからない恐怖があることも理解した上で、電車での配慮も男性は必要ですね。
また、女性が気をつけないといけないのは、万が一事件に巻き込まれた時に、事件に関係のない人を犯人にしてしまう可能性もあることと、事件に関係ない人に名誉毀損で訴えられるかもしれないということ。
恐怖心に打ち勝って、勇気を振り絞って犯人を捕まえたら、名誉毀損で訴えられる可能性もあると言う、本当に女性にとっては不利な世の中だなと憤りを感じます。しかし、本当に関係のない人の人生が犯罪者扱いされて無茶苦茶にされるかもしれないということも理解したほうがいいですね。
それでもボクはやってないを見るべき理由の具体例③
この映画を見てもう一つわかったことは、目撃者の証言が冤罪を無くすきっかけを作れるということ。
もし、その痴漢事件の目撃者であった場合、必ず警察へその時のことを詳しく話すことが犯人逮捕への道しるべになります。
目撃者の証言によって、救われる冤罪の罪を背負われた無実の人の人生を助けるかもしれない。
また、目撃者の証言によって、痴漢にあった被害者の人生も助かるかもしれない。
だから、目撃してしまったら、私には関係ないと思わず、きちんと報告することが大切だと思います。
まとめ、「それでもボクはやってない」を見るべき。
この映画を見て、冤罪は誰にでも起こりうる可能性があるということを改めて実感させてもらいました。
公開されたのは、2007年。
未だに痴漢の有罪率は99%」 。
痴漢は許されない行為ではあるが、無関係の人が痴漢の犯人にされて、無実と証明されるまで時間がかかる、あるいは無実と証明されない可能性がある、この日本の法律、裁判をもう一度考えてみませんか?
詳しい知識がなくても、少しの知識があるかないかで全然違うと思います。
是非ご覧ください。
ありがとうございました。